こんにちは。放課後等デイサービス「よかったねクラブ」担当の谷川です。今日は、昨年11月にオープンした「よかったねくらぶ にじ」で正規職員として働いているスタッフ3人をQ&A形式で紹介します。こんな人たちが、こんな気持ちで働いているんだなというのが伝わったら嬉しいです。
正解がないからこそ、充実感がある(髙木さん)
1人目は唯一の男性スタッフ、髙木さん。実は髙木さんが新任の保育士だった時に、うちの娘の担任だったという不思議な縁があります。娘はその後、髙木さんのお父さんにも美術の先生としてお世話になっていて、その後しばらくの年月を経てから髙木親子と偶然の再会をしたのが、ここで働くきっかけになったのでした。我が家まるごと、髙木家とは赤い糸で結ばれていたのかもしれません。
Qここで働くことにした理由は?
僕はもともと保育士だったのですが、担任をもつと、どうしてもクラス全体を見ないといけないので、個別にどこまでの支援できるかという問題意識はありました。発達障害の子たち1人1人が生活をしやすいよう、もっとゆっくり見られる場で働きたいなと思っていました。谷川さんと話をするうちに、それができる場だと感じ、昨年10月から働いています。
Q実際に働いてみてどうですか?
子どもたちを預かり、無事に帰すということはもちろん大前提で大切なこと。けれど、ただ預かるだけではなく、個別に様子をよく見て、より良い手立てを探すことに一生懸命になれることが楽しいです。カード1枚作るにも、子どもの理解度や好みを考えながら「これがいいかな?」と試行錯誤して作る。渡してみると、気に入らない様子。あれ?違ったかな、じゃあ次は…、と毎日そんな感じです。正解がないから大変ですが、そこにこそやりがいを感じています。
Qお仕事以外はどんなことをしていますか?
今は釣りにはまっているので、仕事帰りや休日は、釣りに行っています。釣ってさばいて食べるまで、自分でやります。知多半島は釣りを楽しむにはいい場所ですよね。
子どもたちの世界の面白さに興味津々(増田さん)
2人目は、増田さん。増田さんは福祉畑で育ってきたわけではないのに、実に自然な流れで自ら関わってくれることになった人です。3人の子育てをしながら、自ら立ち上げたヨガ教室もし、ここでも正規職員として頑張ってくれている、エネルギッシュな女性です。
Q.もともと福祉や発達障害とは縁がなかったところからですよね?
典子さんが運営されていた雑貨屋さんにお邪魔したのが出会いでした。もう15年前くらいです。その後ヨガを学ぶ機会があり、そこからヨガ講師に。子どもが通う中学校のボランティアに「ヨガが教えられます!」と登録したのが、この世界と関わるきっかけになりました。中学校から依頼され、特別支援学級に通う子たちにヨガを教える機会を得ました。生徒の親御さんからの紹介で、ダウン症の子にも教えることになり、典子さんにアドバイスをもらうことに。そこで聞いた話が、目からうろこだったんです。自分では相手に伝えられたつもりでいたけど、伝わっていなかったんだ!伝えるためにこんなにいろんな工夫があるんだ! 自分の知らなかった世界が面白くて、よかったねクラブに週1日パートで通うことにしたんです。
Q.ついに「にじ」では正規職員に。オープンの11月から活躍してもらっています。発達障害の子たちと過ごす毎日は、どうですか?
ヨガ講師もしているのに正規職員として働かせてもらうことにしたのも、もう少しやりたいなと思えるくらい、子どもたちの世界に面白みを感じたからです。どの子も、すごいものをもっているなと感じるので、自分が世話をしてあげている・面倒をみてあげているなどという感覚はないです。毎日「交換している」という感じ。私は私の世界を伝えながら、その子の世界を教えてもらっている。毎日てんやわんやですが、「はー、今日も楽しかった!」と思いながら帰るんです。
子どもたちの「◎◎がしたい」を伸ばしたい(山中さん)
そして3人目は、4月から働いてもらっている山中さん。山中さんは直前の3月まで小学校の校長先生をしていて、退職後すぐ、こちらに来てくれました。学校現場で培ったものを生かしながら、「よかったねクラブ にじ」だけでなく、にじ内に出張所を置いている「相談支援センターよかった」の方の仕事もしてもらっています。
Q.60歳で教員の仕事に区切りを付けた後は、こういう仕事をしようと考えていたのですか?
38年間教員をしてきましたが、その中で校長になってからこの地域の「特別支援」を担当し、理解を深めてきたというのも、この分野で何か力になりたいと思った理由の1つです。また、今、「相談支援センターよかった」で中心的に働いている坂本さんと知り合いで、これまで坂本さんのお仕事ぶりに触れて素晴らしいなと感じていたので、一緒に働けるならぜひ!と思いました。
Q.学校という公教育の現場と、放課後等デイサービスとでは、どんな違いを感じますか?
やはり公教育ならではの決まりごとや枠組みはありますから、そことは違う場所で新たなチャレンジができるというのは、ワクワクしますよね。スタッフの人数も通う子の数も、学校ほどは多くないので、目の前の子ども1人1人に合った関わり方を、表情や反応を見ながら考えていけるのは良いですね。
Q.チームワークはどうですか?
私は皆さんから少し遅れて4月に入ったのですが、大切にしたいことが同じというのはとても心強いです。谷川さんを中心に、子ども自身が何を伝えたいか、どうしたら伝わるのか、何を望んでいるのか、それをどうにか理解して叶えようということを考えている人ばかりなので、お互い相談し合いながら次の手を打つことができるんです。私は長年教育現場でやってきて、子どもというのは自分の中に「◎◎がしたい」をもっていて、伸びていくんだと感じています。だからこそ、安心してそれができる環境を整えて、子どもの「◎◎がしたい」を引き出したいですね。
ありがとうございました!
今回は、スタッフ3人の声をお伝えしました。頼りになるスタッフに囲まれて、このメンバーなら、本当にいろんなことができちゃうんじゃないか!と、私の妄想も膨らみます。子どもたちの世界に興味を持ち、一緒に楽しむ気持ちをもってこれからも支援に取り組んでいきます。さてまずは、大忙しの夏休み、頑張ります! 次回のブログもお楽しみに。


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